2023/04/19

訪問看護と訪問介護の違いは?項目ごとに徹底比較!

「自宅に訪問してくれるサービスを導入したいけど、訪問看護と訪問介護の違いがわからない」こんなお悩みありませんか? 訪問看護と訪問介護は、料金やサービス内容、利用できる保険の区分などに違いがあります。 この記事では、訪問看護と訪問介護の違いについて項目ごとに詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

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訪問看護とは何か

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訪問看護とは、看護師や准看護師、保健師が自宅を訪問し、医師の指示のもとで医療的ケアを行うサービスです。病状の観察や処置、医療機器の管理、清拭や排泄管理などを通して、病気の悪化防止や治療の継続、在宅生活の支援を行います。 「家族だけで本当に適切なケアができているのか不安」という声は少なくありません。訪問看護はその不安を軽減し、自宅にいながら医療的サポートを受けられる仕組みです。利用者本人だけでなく、家族への介護指導や相談支援も重要な役割となっています。

訪問介護とは何か

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訪問介護は、介護福祉士やホームヘルパーが自宅を訪問し、日常生活の支援を行うサービスです。目的は、生活の自立支援と介護予防にあります。 ケアマネージャーが作成したケアプランに基づき、食事や排泄、入浴などの身体介護、掃除や洗濯、買い物といった生活援助を行います。医療処置は行いませんが、日々の生活を支えることで、本人と家族の負担を軽減し、在宅生活を継続できるよう支援します。

サービス内容の違い

訪問看護は医療的側面が中心です。バイタルチェックや病状評価、点滴や褥瘡処置、在宅酸素やカテーテル管理、終末期ケアなど、医師の指示が必要な医療行為を行います。医療機関との連携も密接です。 一方、訪問介護は生活支援が中心です。食事・入浴・更衣などの身体介護や、掃除・調理・買い物といった生活援助を担います。医療行為は行わず、医師の指示は不要で、ケアプランに基づいて提供されるのが特徴です。

料金・保険区分の違い

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料金体系も異なります。訪問看護は訪問時間によって単位が決まり、看護ステーションか医療機関かによっても金額が異なります。早朝や夜間利用には加算があります。 訪問介護も身体介護、生活援助、通院時の介助などで単位が分かれています。こちらも時間や時間帯によって加算が発生します。 保険区分では、訪問看護は介護保険と医療保険の両方で利用可能です。介護認定を受けている場合は介護保険が原則ですが、認定がない場合や特定条件下では医療保険での利用となります。一方、訪問介護は原則として介護保険のみで利用できます。

利用者の特徴とよくある疑問

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訪問看護を利用するのは、日常的に医療的観察や処置が必要な方が中心です。慢性疾患の管理や終末期ケアなども含まれます。 訪問介護は、家事や身の回りのことが一人で難しくなってきた方、生活面での支援が必要な方が主な対象です。 緊急時の訪問は、訪問看護・訪問介護ともに可能ですが、訪問介護では医療行為はできません。また、原則として同一時間に複数の訪問サービスは利用できませんが、入浴介助など複数人の支援が必要な場合は例外的に併用が認められることがあります。 さらに、自費での利用も可能です。保険適用の制限を受けずに利用できますが、全額自己負担となるため、通常は保険内利用が基本となります。

まとめ

訪問看護は医療的ケアを中心に在宅療養を支えるサービスであり、訪問介護は日常生活を支える生活支援サービスです。両者は目的と役割が明確に異なります。医療的管理が必要であれば訪問看護、生活支援が中心であれば訪問介護というように、本人の状態に応じて適切に選択することが重要です。場合によっては併用しながら、在宅生活を安全かつ安心して続ける体制を整えることが望まれます。