COLUMN
訪問看護は患者さんの健康状態の観察や療養に関するアドバイスだけだと思われがちですが、医師の指示のもと点滴や注射など医療行為を行うことも可能です。そこで、今回は訪問看護を利用することでどのような治療を受けられるか、訪問看護を利用する上で出てくる様々な種類の用語がどのような意味なのか紹介していこうと思います。
あなたは人生の最期をどのように迎えたいですか? 唐突にこんな質問を投げかけられたとき、即答できる人は少ないのではないのでしょうか。人生の最期について考えたことはない方でも、家族や友人など身近な人の最期に立ち会うと自分の最期はどう過ごそうかと考えるのではないでしょうか。最近は、著名人が最後は自宅で家族に見守られながら旅立ったという報道を耳にする機会もあったりと、自分らしく住み慣れた場所で身近な人に囲まれながら、穏やかで安らかな満足した最期を迎えたいと考える方も増えてきています。 さて、今回は自宅で最期を迎えたいと考えている方にとって、訪問看護師がどのように関わっていくのかをご紹介していきます。
在宅医療という言葉にも市民権が与えられつつありますが、自分の最期や家族の最期をどこでどう迎えたいかを考えるきっかけの一つになっている方も多いのではないでしょうか。マスメディアでも在宅医療や訪問診療、訪問看護について特集が組まれることも多くなり、これからの日本の医療で中心的な存在になってくることがわかります。 そこで、今回は在宅療養支援診療所として訪問診療所や訪問看護ステーションを選ぶ際に事前にチェックしておきたいメリットとデメリットについて紹介していきます。ご自身や家族の方を参考にしながらメリット・デメリットを見比べてください。
訪問診療をはじめとする在宅医療が普及してきました。多くの医療機関が「患者さんを待つ医療」から「患者さんの元へ行く医療」へ挑戦しています。しかし、今までの医療の常識から考えると医療設備の整った病院やクリニックへ行き、必要に応じた検査をした結果で投薬など治療を受けるイメージですよね。そのイメージを持っている人は、訪問医療など在宅医療に対して「しっかり治療できるのか」という不安な気持ちを抱くこともあるのではないでしょうか。そこで、今回は訪問診療で実際に「できること」と「できないこと」についてご紹介していこうと思います。
訪問看護を利用する背景には様々な要因があると思います。疾病の特殊性や家族の有無、ご自分の身体の自由度などが関係した上で訪問看護を利用しようとしたときにネックとなるのが医療費ではないでしょうか。先立つものはお金とよくいいますが、生活していくためには医療費だけでなく日常生活でかかる諸経費もかかってしまいます。 今回は、そんな医療費が気になっている方へ向けて、訪問看護に適用できる医療制度をまとめてご紹介していきます。医療制度を上手に活用することで、医療費を抑えることができるのではないでしょうか。