
INTERVIEW 02 職員インタビュー
寄り添えるのは、柔軟なフォロー体制があってこそ

経験を活かしながら
働きやすい場所を求めて
ご自宅で最期を迎える方に寄り添った看護ができる点に魅力を感じ、入職しました。以前に勤務していたICU病棟では急性期から終末期に移行した方や、人工呼吸器を付けた患者様がご自宅に戻られるのを見送った経験があります。ご自宅でさまざまな処置を必要とする方に対して、ICU病棟で培ったスキルを活かしたいと考えたのが入職のきっかけです。また私は子育て中なので、仕事と家庭が両立できる環境があるというところも決め手になりました。

枠にとらわれず
効率化が図られた働き方
「看護師には看護師にしかできない仕事に時間を使う」という方針があるため、看護に特化した働き方ができています。例えば、訪問看護の際のルート作成・カルテ作成・書類記入などは、基本的に事務職の方が対応してくれます。患者様のご自宅でどんなことを行ったのか簡単なログを残すだけで、細かい日誌を作成することはありません。薬剤師がいない代わりに薬の管理は看護師が行っていますが、役割分担がしっかりできていてすごく働きやすいと思います。

ご本人やご家族のご希望に
できる限り寄り添う
ある患者様の容体が悪化して、いよいよという状況になったことがありました。「家に帰らせてあげたい」というご家族の希望を受け、急遽ご自宅に帰ってもらうことができました。院長と相談員と連携を取って諸々の手配をし、数時間のご帰宅でしたがご家族の希望を叶えることができ、お礼の言葉をいただくことができました。こうした対応は私たちだからこそ実現できた最期の迎え方だったと思います。日頃からスタッフ同士のコミュニケーションが取れているからこそ、急な事態でもこうした柔軟な対応ができる点はこの職場の強みでもありますね。
子育て中のママさんが
仕事を諦めなくていい
実は少し前に、家庭と仕事の両立が厳しいと感じた時期があり、部長へ相談したことがありました。その際、どうしたら私が仕事を続けていけるかをすごく親身になって考えてくれたので、私が働ける範囲内で時間を調整してもらいながら勤務を続けられています。月に一度、主任との「1on1ミーティング」だけでなく、周囲のスタッフが気にかけて声をかけてくれるので、相談がしやすく、融通を利かせてもらいやすい環境はとてもありがたいです。

DAILY SCHEDULE 一日の流れ
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08:30
ミーティング開始
当日の訪問予定を確認し、患者様の状況共有や注意事項を話し合います。
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09:00
訪問看護へ
各ご自宅を訪問し、健康管理や処置、患者様とのコミュニケーションを行います。
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12:00
事業所へ戻り、昼休憩
午前の訪問を終え、次の訪問に備えてしっかりと休息を取ります。
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13:30
再び訪問看護へ
午後も患者様の元へ訪問し、ケアを提供しつつ体調の変化を確認します。
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16:00
事業所へ戻り、翌日の準備など
書類整理や翌日のスケジュール確認、備品の準備などを行います。
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18:00
退勤
全ての業務を終え、翌日に向けてスケジュールの再確認や本部の戸締りなどの作業をしてから帰ります。
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