2025/06/01
「いつでも。どこでも。誰にでも。 彩りある医療をあなたのもとへ。」を創業以来の使命として掲げ、在宅医療および医療相談プラットフォーム事業を展開する私たちAGRIEグループの医療法人AGRIEは、2025年6月より、グループの在宅医療サービスを担う「メドアグリクリニック」の名称を「アグリホームクリニック」へ変更することをお知らせいたします。
創業(2015年)当初は「医療に強い有料老人ホーム」設立を前提にクリニックを開設しましたが、10年の歩みを経た現在は、自社施設にとどまらず 個人宅・老人ホーム・グループホームなど“居場所を問わず” 医療サービスを提供する体制へと進化しています。今後は在宅医療に加え、少子高齢化や地域格差など日本が抱える社会課題の解決にも取り組むため、名称とビジョンを一新します。「アグリ(AGRIE)」は Agriculture(地域を耕し、育てる) と Agreement(信頼と約束) のダブルミーニング。さらに「地方を取り残さない」という創業精神を示す言葉として、今後も“アグリ”にこだわります。
「メドさん」「アグリさん」と親しみを込めて呼んでくださる近隣事業者の皆さまには、いつも大きな力をいただいてきました。これからの10年は、場所に縛られず“ホーム”を支える医療へ、さらに日本の社会課題を解決する新たなフィールドへ――そんな決意を込めてアグリホームクリニックとして再出発します。変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。 医療法人AGRIE 理事長 伊藤 俊一郎
「アグリホームクリニック」は名称変更を機に、これまで以上に地域社会のニーズに応え、在宅医療の質の向上、医療アクセスの改善、そしてテクノロジーを活用した持続可能な医療システムの構築に挑戦し続けてまいります。患者様とそのご家族が、住み慣れた地域で安心して療養生活を送れるよう、スタッフ一同、より一層邁進してまいります。また、AGRIEグループ全体としても在宅医療の枠を超え、新たな取り組みにも積極的に挑戦してまいります。
医療法人AGRIE(本社:茨城県つくばみらい市)は、2025年12月1日現在、グループ全体における在宅医療(訪問診療)の管理患者数が10,000名を超えましたことをご報告いたします。
現在、日本で在宅医療を必要とする患者様は約100万人と言われており、当法人がお預かりする「1万人」はその「約1%」に相当します。私たちはこの数字を単なる到達点ではなく、地域医療を支える「社会的責任(Public Responsibility)」の重さと捉え、今後より一層、お一人おひとりの人生に「彩り」を添える医療の提供に尽力してまいります。
12月2日(月)、つくばみらい市立伊奈中学校の2年生の皆様が、職場体験学習の一環としてアグリホームクリニックつくばみらいへ来院されました。
当日は、当院の見学に加え、併設する住宅型有料老人ホーム「アグリケアガーデンつくばみらい」やデイケア、有床診療所など、当グループが提供する「医療と介護の連携」の現場を幅広く体験していただきました。
当法人では、長きにわたり地域医療・介護を支えてくれたスタッフへの感謝を込めて、永年勤続表彰(勤続10年)を行っています。 その記念すべき特典として、今年はイギリス・ロンドンへの特別研修旅行を実施いたしました!
単なる観光旅行ではなく、医療先進国の現場を学び、世界一流の文化に触れ、そして「一生の思い出」に残る特別な体験。
今回は、その様子を少しだけご紹介いたします。
11月16日(日)、千代田コミュニティセンターで開催された「ふれあい生涯学習フェア2025」。 昨年に続き今年も参加させていただき、地域の皆様と温かい時間を過ごすことができました。
【イベント参加概要】
イベント名: ふれあい生涯学習フェア2025
日時: 2025年11月16日(日) 9:00~16:00
会場: 千代田コミュニティセンター
当院の出店内容:
・飲食 アグリケアガーデン特製豚汁、チュロス、大学芋
・体験 モンゴル人医師による「モンゴル式石占い」
2025年11月8日(土)、滋賀県の立命館大学 びわこ・くさつキャンパスで開催された「第13回看護理工学会学術集会」において、当法人の伊藤理事長が登壇いたしました。
セミナーでは『36拠点における看護師主導 “日本式在宅入院”モデルの全国展開』と題し、AGRIEが推進するテクノロジーを活用した在宅医療の運用モデルについて発表いたしました。
セミナー概要
日 時:2025年11月8日(土) 12:00〜13:00
会 場:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス ローム記念館
座 長:岡山 久代 先生(筑波大学 医学医療系 教授/看護学類長)
演 者:伊藤 俊一郎(医療法人AGRIE 理事長)
先日、当法人の伊藤理事長が、ユースタイルラボラトリー株式会社 代表の大畑健様と行いましたオンライン対談の模様が、専門誌『月刊 難病と在宅ケア』11月号(株式会社日本プランニングセンター発行)に掲載されております。
この対談は「医療と介護のタスクシフト(業務の連携)」をテーマに、在宅医療の現場が直面する「医療的ケア人材の不足」という深刻な課題について議論を交わしたものです。看護師と介護職員がどのように連携し、チームとして患者様を支えていくべきか、双方の立場から具体的な取り組みをお話ししております。