2022/01/05

訪問看護のサービス内容とメリットとは?

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訪問介護と訪問看護の違い

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訪問介護と訪問看護は似ているようで、役割は大きく異なります。訪問介護はホームヘルパーが自宅を訪問し、食事や入浴、排泄、歩行の介助や掃除・洗濯など、日常生活を支えるサービスです。原則として医療行為は行えず、たんの吸引など一部の行為は研修修了者のみが対応できますが、爪切りや血圧測定も基本的には実施できません。 一方、訪問看護は医療資格を持つスタッフが訪問し、医師の指示書に基づいて医療処置を行います。点滴や創部処置、リハビリ、嚥下訓練など医療的ケアが中心で、必要に応じて生活介助も含めることが可能です。精神的な支援や服薬指導も行えるため、身体面と心の両面から支える点が大きな特徴です。

訪問看護を受けるメリット

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訪問看護の大きな利点は、住み慣れた自宅で生活を続けながら医療ケアを受けられることです。通院が難しい方や終末期を自宅で過ごしたい方にとっては、環境を変えずに支援を受けられる安心感があります。急な環境変化は高齢者にとって負担となりやすいため、自宅で過ごせることは精神的安定にもつながります。 また、訪問看護は医師やケアマネジャーと連携したチーム医療の一環として行われます。症状の変化があれば迅速に医師へ報告でき、継続的なフォローが可能です。さらに、家族が担っていた医療的ケアや通院の負担が軽減されるため、長期的に無理なく支える体制を整えやすくなります。

専門職によるリハビリテーション

訪問看護事業所には看護師だけでなく、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが在籍しています。理学療法士は立つ・歩くといった基本動作の回復を支援し、作業療法士は日常生活動作や精神面のサポートを行います。言語聴覚士は発声や嚥下、コミュニケーション機能の訓練を担当します。 このように多職種が関わることで、その人の状態に合わせたリハビリを提供でき、ニーズの変化にも柔軟に対応できます。

利用に必要な手続き

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訪問看護を利用するには、かかりつけ医の指示書が必要です。保険は介護保険または医療保険を利用します。介護保険を利用する場合は要介護認定が必要で、40歳未満の方は原則医療保険または自費での利用となります。医療保険利用時は回数や時間に制限があるため、事前に確認しておくことが大切です。

在宅生活を支える選択肢

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訪問看護は医療的支援だけでなく、生活全体を支えるサービスです。専門職がチームで関わることで、本人の状態に応じた柔軟な対応が可能になり、家族の負担も軽減されます。一人で抱え込まず、状況に合わせた支援を取り入れることが、安心した在宅生活につながります。

まとめ

訪問介護は生活支援が中心であるのに対し、訪問看護は医師の指示のもと医療処置や専門的リハビリを行う点が大きな違いです。自宅で安心して療養を続けるためには、専門職による継続的なサポートを活用することが重要です。