2020/01/24
高齢者向け施設の数は増加し続けています。それに伴い、入居者数も増加しており高齢化社会を老人ホームなどが支えているといっても過言ではありません。施設数が増えていると同時に施設と入居者・そのご家族の間でのトラブルも増加しています。今回はそんな老人ホームなどの施設とトラブルを起こさないためのコツやどんな時に施設から呼び出しされるのか紹介していきます。
高齢者向け施設数は増加の一途を辿っています。高齢者向け施設は大きく何種類にも分けることができます。 介護付有料老人ホームは、基本的に自費で入居するため毎月20万円前後の入居費用がかかり、介護専門のスタッフが24時間体制で常駐しています。 住宅型有料老人ホームは、自立して生活できる高齢者が中心で、介護付有料老人ホームと比較して安価です。 特別養護老人ホーム(特養)は要介護3以上かつ65歳以上が対象で、毎月6万円〜と安価ですが、入居まで数年待ちになることがほとんどです。 介護老人保健施設(老健)はリハビリを目的とした施設で、原則3ヶ月の短期入居となります。 サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は月額20万円前後と高額で、健康保険や介護保険は基本的に使われません。
老人ホームへ入居している家族のことで電話がくることがあります。 集団生活によるストレスや生活音、食事への不満などから不安神経症などの精神症状が出てしまうことがあります。 認知症による物盗まれ妄想では、施設スタッフへの被害妄想から家族を強く呼び出すケースがあります。 怪我や体調の急変時には、治療方針の承諾を得るために連絡が入ります。 施設の備品やスタッフへ当たる行為が常習化すると、退去寸前として保証人が呼ばれることもあります。
施設側へ、どのような事例で家族を呼び出すのか基準を確認しておきましょう。 緊急事態以外での連絡の有無や、電話をする時間帯・連絡先を事前に決めておくことで円滑な連絡が可能になります。 入居する家族へ希望を聞いておくことも重要です。食事内容やレクリエーションを事前に確認し、見学に行くことで入居後の不満を減らせます。 医療を重視するのか、自立した生活を希望するのかによって施設の種類を選ぶ必要があります。
施設へ家族を預けている人の中には、物理的な距離が遠いことから足が遠のく人がいます。 施設へ行くと背中を掻いてほしい、洗濯をしてほしいなど面倒を見る必要が生じ、負担に感じる場合もあります。 老いていく親を見るのが嫌だと感じる人や、会うことが義務感となり苦しくなる人もいます。 介護を人任せにしているという背徳感から、施設へ行きづらくなるケースもあります。
施設へ入居している家族を安心させるためにも、施設側と出来るだけ話し合い、信じることが重要です。 施設側から呼び出しがあった際は出来るだけ施設へ出向き、難しい場合は後日対応する旨を伝えることが大切です。
高齢者向け施設は高齢化社会を支える重要な存在です。施設とのトラブルを防ぐためには、事前の確認と入居者本人の希望の把握、施設との信頼関係が欠かせません。家族が施設を信じ、適切に関わることが入居者の安心につながります。
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