2020/02/21
老人ホームを調べていて、多くの種類に困惑した方はいませんか?老人ホームは種類が多いだけでなく、それぞれどのような施設でどのようなことをしてくれるか違いがあります。みなさんが何を目的として老人ホームを利用するかで選ぶべき老人ホームが変わってきます。今回はそんな老人ホームの種類や違いについて解説していきます。
老人ホームと呼ばれる施設にはいくつかの種類があります。 まずは、代表的な施設の特徴を整理します。 介護付き有料老人ホームは、要介護1〜5の方を中心に、介護と日常生活支援を受けられる施設です。 施設数は多いものの、費用が高く、同じ介護サービスを受けられる特別養護老人ホームと比較されることが多い施設です。 住宅型有料老人ホームは、自立した方から要介護・要支援の方まで利用できます。 介護付きではありませんが、レクリエーションやイベントがあり、介護が必要になった場合は外部サービスと契約します。
グループホームは、要支援2以上・65歳以上の認知症高齢者を対象とした施設です。 5〜9人の少人数で生活し、家庭的な環境の中で精神的安定や症状進行の抑制を目的としています。 ただし、医療行為や重度介護が必要になると退去が必要な場合があります。 **特別養護老人ホーム(特養)**は、要介護3以上が入居条件です。 身体介護や生活支援に加え、リハビリやレクリエーションも行われ、認知症の方も入居できます。 非常に人気が高く、入居まで時間がかかるのが特徴です。
**介護老人保健施設(老健)**は、病院退院後すぐに在宅生活が難しい要介護1以上の方が対象です。 在宅復帰を目標とする施設で、入所期間は原則3〜6ヶ月となっています。 介護療養型医療施設は、要介護1以上で医療行為が必要な方が対象です。 医師や看護師が常駐し、介護と医療の両方を受けられる点が大きな特徴です。
施設選びでは、民間施設か公的施設かが費用面で大きな違いになります。 介護付き有料老人ホームは月額10〜30万円程度、特別養護老人ホームは平均13万円程度とされています。 また、持病の有無や認知症の有無も重要です。 医療行為が必要な場合は介護療養型医療施設、認知症がある場合はグループホームや特養が検討されます。 家族の有無や生活環境も判断材料となり、ひとり暮らしで不安がある場合は施設利用が現実的な選択となります。
多くの方が重視するのは、立地・サービス内容・医療体制です。 家族が通いやすい場所か、外出やレクリエーションがあるか、緊急時の医療対応がどうなっているかを確認することが大切です。 有料老人ホームは平成元年の155件から平成25年には8,499件まで増加しました。 2025年には国民の4人に1人が高齢者となり、施設数は今後も増加すると考えられています。
老人ホームには多くの種類があり、それぞれ目的や役割が異なります。<br /> 費用、介護度、医療の必要性、家族環境を整理したうえで、施設見学などを通じて慎重に選ぶことが重要です。<br /> 長期間生活する場所だからこそ、自分に合った施設を選ぶことが、安心した生活につながります。
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