2025/03/07
先日【PHP研究所】から発売された『新しい在宅医療が日本を救う』が全国の書店で大反響となり、この度、著者であるアグリグループの創業者の伊藤俊一郎先生が下記要領にて招待での出版記念を行い、当日は満員御礼で立ち見が出るほどの大盛況でした。
『新しい在宅医療が日本を救う』発刊記念 トークショー・サイン会
【日時】 2025年3月6日(木)18:30〜
【場所】 紀伊国屋書店新宿本店:3階アカデミックラウンジ
【講師】 伊藤俊一郎先生
伊藤先生は日本の医療システムの問題点と、その解決策として提唱する「新しい在宅医療」について講演しましたので抜粋して報告いたします。
・日本の医療システムの問題点
高齢化社会に伴い、医療費の増大と医療現場の負担増が問題となっている。病院中心の医療システムでは、患者が自宅で療養することが難しく、社会全体のコストが増加している。
・新しい在宅医療の提案
24時間365日対応可能な在宅医療システムを日本全国に構築することで、患者さんが自宅で療養できる環境を整える。在宅医療を専門とする医療機関を全国に展開し、地域に密着した医療を提供していきたい。
・今後の展望
新しい在宅医療システムの普及により、医療費の削減と医療現場の負担軽減を目指している。患者が自宅で療養することは、生活の質の向上と社会の活性化につながる。小学校で講演した場合はほぼ100%の子どもが万が一のときは自宅で過ごしたいといっている。人間の本能として、愛する家族と一緒にいたい…という善なる動機に基づいた事業展開をアグリグループはこれからもしていく。
この記事の目次
「日本の医療システムの問題点と、新しい在宅医療の必要性を改めて認識しました。」 「在宅医療がどのように地域社会に貢献できるのか、具体的な事例を交えて説明してくれたので、理解が深まりました。」 「今後、新しい在宅医療がどのように発展していくのか、興味を持って見守りたい。」ect...
セミナー終了後には、伊藤氏の著書『新しい在宅医療が日本を救う』のサイン会が行われました。多くのご参加者様がサインを求め、「このセミナーは日本の医療システムの課題と、新しい在宅医療の可能性について考えるきっかけとなりました。」とのお声をいただき大盛況となりました。
医療法人AGRIE(本社:茨城県つくばみらい市)は、2025年12月1日現在、グループ全体における在宅医療(訪問診療)の管理患者数が10,000名を超えましたことをご報告いたします。
現在、日本で在宅医療を必要とする患者様は約100万人と言われており、当法人がお預かりする「1万人」はその「約1%」に相当します。私たちはこの数字を単なる到達点ではなく、地域医療を支える「社会的責任(Public Responsibility)」の重さと捉え、今後より一層、お一人おひとりの人生に「彩り」を添える医療の提供に尽力してまいります。
12月2日(月)、つくばみらい市立伊奈中学校の2年生の皆様が、職場体験学習の一環としてアグリホームクリニックつくばみらいへ来院されました。
当日は、当院の見学に加え、併設する住宅型有料老人ホーム「アグリケアガーデンつくばみらい」やデイケア、有床診療所など、当グループが提供する「医療と介護の連携」の現場を幅広く体験していただきました。
当法人では、長きにわたり地域医療・介護を支えてくれたスタッフへの感謝を込めて、永年勤続表彰(勤続10年)を行っています。 その記念すべき特典として、今年はイギリス・ロンドンへの特別研修旅行を実施いたしました!
単なる観光旅行ではなく、医療先進国の現場を学び、世界一流の文化に触れ、そして「一生の思い出」に残る特別な体験。
今回は、その様子を少しだけご紹介いたします。
11月16日(日)、千代田コミュニティセンターで開催された「ふれあい生涯学習フェア2025」。 昨年に続き今年も参加させていただき、地域の皆様と温かい時間を過ごすことができました。
【イベント参加概要】
イベント名: ふれあい生涯学習フェア2025
日時: 2025年11月16日(日) 9:00~16:00
会場: 千代田コミュニティセンター
当院の出店内容:
・飲食 アグリケアガーデン特製豚汁、チュロス、大学芋
・体験 モンゴル人医師による「モンゴル式石占い」
2025年11月8日(土)、滋賀県の立命館大学 びわこ・くさつキャンパスで開催された「第13回看護理工学会学術集会」において、当法人の伊藤理事長が登壇いたしました。
セミナーでは『36拠点における看護師主導 “日本式在宅入院”モデルの全国展開』と題し、AGRIEが推進するテクノロジーを活用した在宅医療の運用モデルについて発表いたしました。
セミナー概要
日 時:2025年11月8日(土) 12:00〜13:00
会 場:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス ローム記念館
座 長:岡山 久代 先生(筑波大学 医学医療系 教授/看護学類長)
演 者:伊藤 俊一郎(医療法人AGRIE 理事長)
先日、当法人の伊藤理事長が、ユースタイルラボラトリー株式会社 代表の大畑健様と行いましたオンライン対談の模様が、専門誌『月刊 難病と在宅ケア』11月号(株式会社日本プランニングセンター発行)に掲載されております。
この対談は「医療と介護のタスクシフト(業務の連携)」をテーマに、在宅医療の現場が直面する「医療的ケア人材の不足」という深刻な課題について議論を交わしたものです。看護師と介護職員がどのように連携し、チームとして患者様を支えていくべきか、双方の立場から具体的な取り組みをお話ししております。